「ユニフォームから始まる循環社会:当社の『BRING UNIFORM』導入と環境への取り組み」
背景と目的:ユニフォームを「廃棄」から「資源」へ
株式会社ユニフォームセンターは、持続可能な社会の実現(SDGs)に向けた環境保全活動の一環として、使用済みユニフォームの高度な再資源化プロジェクトを開始いたしました。
これまで、一方向的な消費・廃棄プロセスに留まることが多かった「従業員の着用済みユニフォーム」を新たな資源として社会に循環させることは、当社の社会的責任(CSR)における最重要課題の一つです。当社は本取り組みを通じて、環境負荷の低減とサーキュラーエコノミー(循環型社会)の構築に貢献してまいります。

高い透明性と遵法性を備えたリサイクルシステム「BRING UNIFORM™」
本プロジェクトの推進にあたり、株式会社JEPLANが運営するユニフォームリサイクルシステム「BRING UNIFORM™」を採用いたしました。
本システムは、環境省が認可する「産業廃棄物広域認定制度(認定番号:第232号 対象:繊維製品)」に基づき運用されています。この制度の活用により、適正な処理フローが担保されると同時に、通常発生する煩雑な諸手続きやマニフェスト(産業廃棄物管理票)の発行が不要となります。これにより、コンプライアンス(法令遵守)を徹底した、透明性の高い確実な資源循環体制を構築しております。
独自のテクノロジーによる高度な再資源化プロセス
回収されたユニフォームは、単なる焼却(サーマルリサイクル)に頼ることなく、素材ごとに最適化された手法で確実に再資源化されます。
- 【ポリエステル繊維】ケミカルリサイクル技術による完全循環 独自の化学技術により、ポリエステル繊維を分子レベルまで分解し、不純物を完全に除去します。これにより、石油から作るものと同等の品質を持つ再生ポリエステル原料「BRING Material™」へと生まれ変わり、再び衣類等の繊維製品の原料として循環します。(「服から服をつくる」究極の資源循環)
- 【その他の繊維・混紡素材】素材特性に応じたマテリアルリサイクル等 ポリエステル以外の素材についても廃棄処分することなく、自動車の内装材や、コークス炉を用いた化学原料化など、それぞれの素材特性に応じた高度なリサイクル処理を施し、ゼロエミッションを推進します。
本取り組みが創出する環境価値
当社は、本システムの継続的な運用を通じて、以下の環境価値を創出いたします。
- 温室効果ガス(CO2)の排出削減 化石資源(石油)から新たな原料を製造するプロセスを代替することで、製造工程におけるCO2排出量の大幅な削減に直接的に寄与します。
- 廃棄物削減と循環型バリューチェーンの構築 従来は焼却・埋め立て処分されていた衣類廃棄物を徹底して削減し、資源を半永久的に循環させ続ける持続可能なバリューチェーンの実現に参画します。
今後の展望
ユニフォームの循環プロジェクトは、当社のサステナビリティ推進における重要な重要な第一歩です。今後は、社内における確実な分別・回収体制の整備と、全従業員の環境意識の醸成に努めるとともに、ステークホルダーの皆様からより一層の信頼をいただける企業を目指し、実効性の高い環境負荷低減活動を継続的に実行してまいります。

